Category Archives: 昆虫図鑑

ミズイロオナガシジミ

ミズイロオナガシジミ
学名: Antigius attila (Bremer,1861)
分類: チョウ目 シジミチョウ科
体長: 4mm
分布: 北海道・本州・四国・九州
時期: 6月~7月
特徴:
九州ではやや珍しい種である。翅の裏面は灰白色で、翅の表面は暗い灰色。クヌギ、コナラ、ミズナラなどのブナ科を食樹とする。日本のものは名義タイプ亜種であり、attila に含まれる。

ホソヒメヒラタアブ

ホソヒメヒラタアブ
学名: Sphaerophoria macrogaster
分類: ハエ目 ハナアブ科
体長: 約6mm~8mm
分布: 九州・対馬・壱岐・五島列島・男女群島
時期: 3~11月
特徴:
全体の色は薄い黄褐色をしており、胸の部分の背中側には銅色の美しい光沢が見られる。腹の部分の各節には特徴的な2本の黒い帯が見られ、地の色は黄色となっている。また、6本の足も全て黄色である。花上でよく見られ、ホバリングしながら花から花へと飛び回る。都市郊外や人家の庭でもよく見られる普通種。幼虫はアブラムシを食べて育つ。

シマハナアブ

シマハナアブ
学名: Eristalis cerealis Fabricius
分類: ハエ目 ハナアブ科
体長: 約12mm
分布: 日本全国・アジア
時期: 4~10月
特徴:
ナミハナアブから比べるとやや小ぶりで、腹部に明瞭な赤黄色の三角班と縞模様を持つアブである。胸部に黒色の横帯がある。

シロスジヒゲナガハナバチ

シロスジヒゲナガハナバチ
学名: Eucera squrcatipes
分類: ハチ目(膜翅目) コシブトハナバチ科
体長: 雄 約12mm 雌 約14mm
分布: 北海道・本州・四国・九州・屋久島・沖縄
時期: 4月~6月
特徴:
ムラサキケマンハマエンドウ、レンゲ、ヒメジョオン等に放花する。写真のものは新成虫、触覚に蛹の殻がついている。

琥珀を作ってみよう

~手作りのコハクを作ってみよう~

・琥珀について

琥珀とは、木の表面から出た樹液が長い年月を経た後に化石となったものである。木の表面から流れてきた樹液には粘着性があり、虫たちはその樹液に巻き込まれることで琥珀のなかに閉じ込められ、腐ることや壊れたりすることなく保存される。
こういった虫が入った琥珀「虫入り琥珀」と言われ、大昔を知るためにとても重要なものである。

琥珀は主に小さな塊状で産出され、色はほとんど黄金色〜金色に近い橙色をしています。稀に赤、緑、黒、紫色などが発見されることもある。
そもそも「虫入り琥珀」が見つかるのはとても珍しく、1000個に一個程度である。入っている虫はほとんどがハエで、そのほかにもアリ、コウチュウ、ガ、クモ、ムカデ、シロアリ、ブヨ、ミツバチ、バッタ、ノミなどが見つかっている。

      

・手作りコハクの作り方

○主な材料

レジン(エボキシレジン)(※お子様が扱う場合は保護者の同伴推奨)
・アクリル絵の具(色付け用)
・型
・混ぜる棒(割り箸など)
・ビニール手袋
・紙コップ
・昆虫(コハクの中に入れるもの、花などでも可)
・接着剤


○手順

1 レジンにアクリル絵の具を数滴たらして色をつける。

2 用意した型の3分の1まで流し込み、固まるのを待つ。
(固まるまで1日ほどかかる)

3 レジンが固まったら虫を入れ、接着剤で固定する。
(昆虫の形を整えるとよりキレイに見える)

4 虫が入りきるようにレジンを入れ、乾燥するまで待つ

5 型から外せば 完成!!(外れにくいときは冷蔵庫でしっかり冷やそう)

ぜひ作ってみてね!!