ウツボグサ
Prunella vulgaris L. subsp. asiatica (Nakai) H.Hara
分類:シソ科ウツボグサ属
分布:北海道から九州
開花時期:6~8月
草地や堤防,道端などに見られる多年草ですが,人里近くではめっきり見かけなくなった種のひとつです.
ウツボグサ
Prunella vulgaris L. subsp. asiatica (Nakai) H.Hara
分類:シソ科ウツボグサ属
分布:北海道から九州
開花時期:6~8月
草地や堤防,道端などに見られる多年草ですが,人里近くではめっきり見かけなくなった種のひとつです.
ジロボウエンゴサク
Corydalis decumbens
分類:ケシ科キケマン属
分布:本州から九州
開花時期:3~6月
伊勢地方では,同じ距のあるスミレ類を「太郎坊」,そして,本種を「次郎坊」と呼んで,距どうしを引っ掛ける遊びがあったといわれています.
スミレ
Viola mandshurica
分類:スミレ科スミレ属
分布:全国
開花時期:4~5月
人家近くの道ばたや石垣,堤防や丘陵地帯の草原など,日当たりの良いところにごく普通に生える多年草です.春に鮮やかな紫色の花をつけます.
オドリコソウ
Lamium album L. var. barbatum
分類:オドリコソウ科オドリコソウ属
分布:北海道から九州
開花時期:3~6月
野原や空き地のちょっと湿ったところに生える,ヒメオドリコソウを大きくしたような感じの草です.花がまるで「すげ笠」をかぶって踊っている踊り子のように見えるので,「踊子草」と呼びます.なお,ホトケノザやヒメオドリコソウ,オドリコソウの種子には,「エライオソーム」と呼ばれるものがついています.エライオソームはアリの大好物です.そのため,種子はアリによってあちこちの巣穴へと運ばれていきます.アリはエライオソームを食べたあと,その残骸の種子をゴミとして巣穴から外へと捨ててしまいます.捨てられた種子はそこに根を張り,新たな命となります.
ムラサキサギゴケ
Mazus miquelii
分類:ハエドクソウ科サギゴケ属
分布:本州から九州
開花時期:4~6月
花の形や全体像はトキワハゼによく似ていますがトキワハゼより花が大型で,紫色が強めです.また,本種は匍匐枝を出して広がっていく多年草であるのに対して,トキワハゼは匍匐枝は出さない1年草です.