Category Archives: 昆虫図鑑

クリシギゾウムシ

クリシギゾウムシ

学名:Curculio sikkimensis

体長:6.0~10.0mm
分布:本州、四国、九州
特徴

クリの害虫として知られ、細長い口吻でクリに穴をあけて産卵し、幼虫は内部から果実を食害する。幼虫の食害が進むと果皮が黒くなるが、初期では産卵のための小さな穴があるだけで見落としやすい。

 

コガタノゲンゴロウ

コガタノゲンゴロウ

学名:Cybister tripunctatus
体長:24.0~27.0mm
分布:本州、四国、九州、沖縄
特徴
ゲンゴロウと似ているが、ゲンゴロウより一回り小さい点、体下面が黒褐色な点から区別できる。
水田やため池などに生息していたが、農薬や開発の影響で全国的に数が減少している。環境省レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類、熊本県レッドデータブックでは絶滅危惧ⅠA類に指定されている。

ヒゲコメツキ

ヒゲコメツキ

学名:Pectocera fortunei体長:21.0~27.0mm
分布:北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島
特徴:赤褐色の体に黄白色の紋をもつ大型のコメツキムシ。
写真のような立派な触覚を持つのはオスで、メスの触覚は鋸歯状になる。
 

シロコブゾウムシ

シロコブゾウムシ

学名:Episomus turritus体長:13.0~15.0mm
分布:本州、四国、九州
特徴:上翅にコブ状の隆起を持つ、灰褐色のゾウムシ。全身が灰白色の鱗片でおおわれており、本来の体の色は黒色である。
ハギやフジなどのマメ科植物に多く集まる。 

ベニツチカメムシ

ベニツチカメムシ

学名: Parastrachia japonensis

体長:15.0~20.0mm
分布:本州、四国、九州、奄美大島、沖縄
特徴:大型で派手な色彩は、ツチカメムシの仲間では非常に際立つ。
また、外敵に遭遇した際には擬死(死んだふり)を行う点でも、カメムシとは珍しい。