除草活動

阿蘇の希少な動植物を後世に残す!

本プロジェクトでは、オオルリシジミを初めとした阿蘇の希少動植物の生息環境を維持し、後世に伝えるために除草活動を実施している。

~活動紹介~

阿蘇の草原は昔から人の営みによって草原が維持され、草原性の希少な動植物が数多く存在している。中でもオオルリシジミは写真のように幼虫の餌であるクララがよく見える開けた草原を好む。

昔は野焼きや放牧などの人の管理によってこの環境が保たれていたが、熊本地震の影響高齢化などによってこの草原を保つのが難しくなっている。そこで、この草原環境を守るために、野焼きや放牧が行われていない草原を人の手によって除草することで、オオルリシジミの住みやすい環境を作っている。

「牛を放牧をしたら、植物がすべて食べられてしまうのではないか?」と思われる方もいるだろう。しかし、そのような心配はいらない。なぜなら、牛はクララが持つ特有の苦みを嫌うため、クララを避けて周りの植物を食べてくれるのである。

このようにして、草原が維持されていくのですね!